最近では暖かくなり、むしろ暑いくらいですね!ですが季節はまだまだ梅雨真っ只中で、湿気が多く過ごしにくい日が続きますね(^^;;

今回は、自然の中の気(季節の気)と、身体との関係性について梅雨の時期をピックアップして書きたいと思います。

梅雨。皆様はこの季節好きですか??農作物が育つためにも、とても大事な季節ではありますが、身体にとっては少々辛い時期ではないでしょうか^^;

季節の変わり目に訪れる、土用と呼ばれる物があります。それぞれ立春、立夏、立秋、立冬の前の18日間にこの土用があてはまると言い、季節と季節を繋ぐ役割となっています。

日本では取り分け、四季の中には配分されこそしませんが、梅雨というある意味特殊な季節と季節の境目があります。 土用の丑の日にウナギをなんて言葉は聞いたことがあると思います。そしてこれは大体、7月の後半にあり梅雨明けと共に訪れることが多いです^^

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では、この土用のもつ性質のお話です。

各季節には邪気と呼ばれる気があり、土用では湿邪です。ちなみに春は風邪、夏は暑邪、秋は燥邪、冬は寒邪です。

氣について P3

この湿邪、季節では土用、臓腑では脾と胃、体表では、味では甘味、感情ではになります。image

湿邪は湿気であり、じめじめとしていて身体に停滞してどよんとした物を生み、浮腫み、重だるさ、そして消化器系に問題を起こし、食欲不振を起こします。

カラダがだるおも~なんてCMもありますよね。^^

湿気で腰が、膝が重いというのはまさにこの湿邪によるものなんです。また空もどよーんとしており、思い悩む事も自然と多くなりより一層食欲が落ちたりもします。また甘いものは重い性質があり、身体に停滞しがちです。そして消化器系の症状は口周りに吹き出物として出やすいです。

また、温度が上がっているため、熱中症対策で水分を多く摂る方もいらっしゃると思いますが、湿気は水はけが悪い身体を作るため、体内に水溜りの様に淀んだ水を溜め込んでしまう原因にもなるのです。

では、この湿気をどの様に除湿していくか

まずは、この季節の暴飲暴食は避けてください。消化器系を傷め、より一層身体の中の循環がわるくなります。また、冷たい物の摂取も身体を冷やし、汗を出しにくい身体にしてしまうので摂りすぎに注意が必要です!

また、暑い季節ではありますが、意外と足元が冷えている方が多い季節でもあります。ですので、クーラーで上半身を冷やすよりも足湯などでしっかりと下半身を温めて、気の巡りを良くしてみてください。すると、自然と湿気で動きが悪くなっていた巡りが改善し、上半身ののぼせも緩和されます!

そして循環が良くなった身体は、汗をかけるようになっていきます。すると自然と体内から湿気が抜けやすく、身体の重だるさも解消していきますよ。

また夏至を過ぎたので、身体は夏仕様へと向かっていますが、まだまだ切り替わったばかりですのでこの時期のクーラーには要注意です^^;

身体を冷やして良いことはあまりありませんので^^;

暑いけれど、足が冷えているようでしたら、まずは温めてみて下さい^^

 

温穂堂HP   http://www.onpodou.com/

 

次回   あの症状と東洋医学の関係性   へ続く!

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