東洋医学

心について③

心の働き

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心について②

心について

正常な働き

君主(王様)である心が正常であれば、細部に至るまでの全身の血流量から、味覚、視覚における光彩調節など幅広く保たれます。

過不足が生じ正常な働きが失われた状態

過度に心の働きが強くてなってしまう事があります。心は常に血液循環し働き続けていますので、一定の熱を帯びています。ですが必要以上に内外からの熱を受けると、その働きは制御が効かなくなってしまいます。

 

代表的なのは、熱中症

心の働きが最も盛んになる夏の暑い時期、必然的に熱が体に、胸にこもります。そんな時、車でいうラジエーターの働きをする腎の働きが上手く熱を回して、心に熱が滞留しないようにしてくれています。

が、昨今の猛暑、また偏った食生活による身体の芯の冷えが、この働きのバランスを崩す要因となり、結果的に熱がさばけず、身体が熱に負けてしまいます。

熱は上に上がる性質から、頭に気血が上りそれに伴い意識が散漫になる、眩暈、頭痛、嘔吐、動悸など諸諸症状が現れます。また、身体の王様である心がやられているため、全身への血液や栄養の供給支持が上手くいかずに、筋肉痛や、痙攣症状、身体の倦怠感が現れます。

東洋医学的には、このような仕組みで熱中症になっていると考えます。

東洋医学的予防も!

東洋医学の原点の書物にはそれぞれの臓器には味が配当されています。その中で心は苦味です。苦味はこもった熱を下げて効果があります。

この苦味をふと考えた時に、まず夏に出てきて妙に食べたくなる沖縄名産のゴーヤ。これまた夏によく薬味で食べるミョウガ。赤道近くの暑い地域で栽培されるコーヒー豆、カカオ豆。など、暑くなるとなぜか欲して食べていることや、その土地にあったものとして育つ事が分かります。これはまさに!熱くなった身体が自然と要求しているのです!!

身体は不思議ですね〜そして大昔の人はなぜこんな事が分かったのか…。凄すぎます!

今年の夏は好き嫌いせず、夏には夏の旬を頂き、その苦味をもって熱をさげ熱中症にかからないようにしていきましょう!!

 

温穂堂HP

http://www.onpodou.com/

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